注文住宅のトイレの数はどのようにしたらよいか

生活には水回りが必要になりますが、注文住宅を建築する際にもその水回りの数を考えておきたいところです。注文住宅は基本的に、どのように設計しても自由といえます。最近はハウスメーカーでセミオーダー住宅と呼ばれるものがあり、昔ながらの完全な注文住宅ではなく、概ね設計ができており部分的に依頼者が変更できると言うものもあるわけです。ちょうど建売住宅と、注文住宅の中間的なものと考えておけば良いでしょう。

そのような住宅においては、建物を建築するにあたり水回りの事はあまり意識する必要はありません。そもそも水回りの数自体は、勝手に変更することも難しいからです。ただオプションとして、トイレを2つつけることができると言うものもあります。具体的には、2階建ての住宅の場合、それぞれにトイレを設置することができると言うものです。

これは建て売り住宅等でも既に当たり前になっていますので、あえてこの辺は悩む必要はないかもしれません。ただ、その住宅に住む人間が2人ぐらいしかいない場合は、トイレの数といっても1つあれば充分といえます。これに対して、4人家族以上の場合には、トイレは2カ所あった方が良いかもしれません。少なくとも、朝の忙しい時間内には、1つだと渋滞してしまう可能性があるでしょう。

そのような理由からも、2カ所設置している家が多いです。後は、将来的にどのような家族構成になるかを考えておかなければいけません。さすがに3つ設置する家はほとんどありませんが、よほど家族が多ければ別です。3階建て住宅などにして、それぞれに1つずつ設置することにより、忙しい時間帯の渋滞を回避する方法もあるでしょう。