注文住宅で採用する屋根材はこだわりを持つことは重要

注文住宅では施主の希望を反映させることができ、間取りや水回りなどは基本となりますが、床材や壁材など採用する素材も慎重に選ぶことは大切です。内装面では耐久性の高い素材はいくつもあり、後にリフォームをしても高額にならない範囲が多いのですが、屋根に関してはこだわりを持って素材選びを行うことはかなり重要です。洋風住宅にすることが多い注文住宅ですが、洋風化によって瓦屋根を採用する住宅は少なくなっています。人気の高い屋根材の中にはスレート屋根やガルバリウム鋼板、セメントやコンクリート屋根、アスファルトシングルなどがあります。

それぞれにメリットやデメリットがあるので、事前に調査を行ってからハウスメーカーからのアドバイスも受けた上で決定する方法であれば後悔しない屋根を作り出せます。推奨できる屋根材は後に行うメンテナンスまでの期間が長いことを優先する方法もあり、例えばスレートの中でも天然スレートを採用すると屋根塗装を行う必要性がなく、汚れ落としだけで済ませられる素材です。ガルバリウム鋼板も推奨できる素材になりますが、素材が金属になることから雨音の対策を行う方法であれば耐久性の高く長持ちさせられます。素材によって料金が大きく変わるものですが、大切な注文住宅を守るには非常に重要な屋根になるので、見た目だけではなく素材の持つ耐久性やメンテナンスの施工性などを合わせて検討することが最適です。

スレートや金属系の場合は、後に重ね張り工法でリフォームできるので将来を考えて選ぶ方法で間違いはありません。